ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
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  • 武家社会の動揺
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  • 発展する経済・文化
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  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
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藤原広嗣の乱

藤原広嗣の乱は、740年、奈良時代に起きた内乱。藤原広嗣が橘諸兄政権への不満から、吉備真備玄昉を取り除くべく、九州の大宰府で挙兵しましたが、官軍によって数ヶ月で鎮圧。広嗣も捕縛されて処刑されました。

しかし、聖武天皇に与えた衝撃は大きく、これ以降しばらく、聖武天皇は平城京を出てしまい、伊賀国・伊勢国・美濃国・近江国を巡り恭仁京(山城国)に移り、その後も難波京、また平城京へ還って、と遷都を繰り返すようになりました。これは藤原広嗣の乱を聖武天皇が極度に恐れたためであったとされています。

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