ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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伊達政宗

伊達政宗(だて まさむね)は、安土桃山時代から江戸時代にかけての出羽国(山形県)と陸奥国(宮城県・福島県)の武将・戦国大名、仙台藩の初代藩主です。伊達氏の第17代当主。幼少期に天然痘に罹患して、一命を取り留めたものの、右目を失明しました。このことから、「独眼竜政宗」というあだ名で有名です。仙台駅前には、三日月の前立の兜をした騎馬姿の銅像がたっていますが、戦国時代でも屈指の人気者です。その人気の所以は、特徴的な風貌のみならず、「遅れてきた風雲児」といったところでしょうか。圧倒的な戦争遂行力を持っていましたが、時代は戦国の終焉を迎えつつありました。本能寺の変の時点で、まだ16歳でしたので、生まれがあと10年でも早ければ歴史は大きく変わっていたかもしれませんね。秀吉の小田原攻めの際に秀吉に降伏。その後、朝鮮出兵にも参加しました。関ケ原の戦いでは、徳川家康に味方して、本領安堵。大坂の陣にも参戦しました。秀吉・家康に臣従しながらも、天下を窺っていたとの噂が絶えない人物でしたが、江戸時代も秀忠の世になるとおとなしくなっていったそうな。

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