ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

藤原不比等

中臣鎌足の次男として生まれました。生まれたときは中臣姓でしたが、父鎌足の死の直前に「藤原」姓を賜り、以降藤原姓を名乗るようになります。

不比等は、飛鳥時代から奈良時代初期にかけての公卿・政治家として活躍。草壁皇子と持統天皇文武天皇元明天皇、元正天皇に至る4代の天皇に仕え、大宝や日本書紀の編纂に関わりました。

文武天皇に自分の娘である宮子を嫁がせ、さらに文武と宮子の間に生まれた首皇子(おびとのみこ、のちの聖武天皇)に、これもまた自分の娘である光明子を嫁がせました。

以降、藤原氏は外戚の地位を得ることも多くなり、日本最大の氏族としての藤原氏繁栄の礎を固めていきました。

関連する学び直しノート