ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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古田織部

古田織部(ふるた おりべ)は、戦国時代から江戸時代初期の大名・茶人。豊臣秀吉徳川家康の茶頭、徳川秀忠の茶の湯指南役。茶道織部流の祖です。利休七哲のひとりで、千利休の後継者として茶の湯を大成し、茶器・会席具製作・建築・作庭などにわたって「織部好み」と呼ばれる一大流行をもたらしました。「乙(おつ)ですな~」というのは、この織部が「乙なもの」を好んだことから生まれた表現です。「乙」とは何でしょうか?これは、甲乙の乙ですね。ようは、一番ではない、とか派手で分かりやすい良さではないけど、たしかにいいというものを「乙」というようになり、そこから、現代でも「乙ですな」という表現が残っているのです。

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