ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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安徳天皇

第81代天皇。在位1180-1185年。史上最年少(数え3歳、満1歳2か月)での即位、そして史上最年少で死去しました。父は第80代高倉天皇、母は平清盛の娘、徳子(建礼門院)です。1183年に源義仲が入京すると、平家一門と三種の神器とともに都落ち、以降、西国を転々として壇ノ浦の戦いにて、平家が敗北するに至って、外祖母である平時子(清盛の正妻)に連れられて、入水して死亡。平家物語では、「尼(時子)よ、わたしをどこへ連れていこうとするのか」「波の下にも都がございます」という涙なしでは語れぬやりとりが記されています。あまりにも悲劇的なことから、各地に安徳天皇が落ち延びたとする伝説があります。

ちなみにこの時に三種の神器のつい、神璽と神鏡については源氏が回収に成功しましたが、宝剣についてはこの時に回収に失敗しました。(ただし、宝剣の正式版については異説もあり。この時に紛失したのはレプリカという説もあります。)

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