ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
  • 戦後、そして現代の日本
ラジレキ

藤原行成

藤原行成(ふじわら の ゆきなり)は、能書家で小野道風藤原佐理と同じ「三蹟」の1人。音読みして「こうぜい」とも呼ばれます。その書は後世「権蹟(ごんせき)」と称されました。藤原道長の従兄弟の子にあたります(すなわち、藤原頼通のはとこ)。

三蹟の一人に数えられますが、行成自身は道風を尊敬していて、道風の影響がみられます。追慕の情はかなり強かったらしく、自分の日記に「夢の中で道風に会い、書法を授けられた」と感激して記しています。

行成の書風は道風や佐理よりもさらに和様化が進み、優雅なものとなりました。

関連する学び直しノート