ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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ヴァリニャーニ

ヴァリニャーニは、安土桃山時代から江戸時代初期の日本を訪れたイエズス会の宣教師、カトリック教会の司祭。イエズス会東インド管区の巡察師として活躍し、日本にもやってきました。日本に来着すると各地を訪れ、大友宗麟・高山右近織田信長らと謁見します。特に、1581年に織田信長に謁見した際には、安土城を描いた屏風(狩野永徳作とされる)を贈られました。この屏風はその後、教皇グレゴリウス13世に献上されたんですが、現在は、行方不明となっています。これが見つかれば、安土城の様子を示す確かな手がかりとなるため、見つかって欲しいものです。また、ヴァリニャーニが従者として連れていた黒人を信長が召抱えたいと所望したために献上しました。この黒人は弥助と名づけられて信長の直臣となりなりました。ヴァリニャーニは、天正遣欧少年使節派遣を計画・実施したことでも有名です。

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