チャーチルは、イギリスの保守党政治家です。第二次世界大戦期の首相としてナチス・ドイツとの戦いを指導し、フランクリン・ローズヴェルト、スターリンらと戦後構想を構築しました。ドイツ降伏直後の選挙で労働党に敗れ退陣。そのため、ポツダム会談の最初はチャーチルがイギリス代表として参加していましたが、途中で勝利したアトリーと交代しました。大戦後の東西冷戦が始まると「鉄のカーテン」演説でソ連を非難。再び首相に選出され、戦後のイギリスの再建にあたりました。写真のVサインの考案者としても著名。ノーベル文学賞も受賞しています。