第二次世界大戦の末期、1945年2月にクリミア半島のヤルタにて開催されたアメリカ(ローズヴェルト)・イギリス(チャーチル)・ソ連(スターリン)の三国首脳による戦後処理に関する協定です。ヤルタ体制と言われる戦後世界の秩序(国際連合の設立、ドイツの分割統治など、米ソ二大陣営による戦後秩序)で合意すると同時に秘密協定でソ連の対日戦参加を決定し、戦争終結への方向付けでも合意しました。
日本の国際的孤立と2つの戦争|日中戦争・太平洋戦争日本は第一次世界大戦後の戦後不況から経済的苦境に陥り、世界恐慌によってますます困窮の度合いを深めます。日本は大陸への進出を加速させることによって、経済的な苦難を乗り越えようとしました。 しかし、大陸への進出は中国との武力衝突へと発展し、国際的な孤立が深まっていくことになります。日中戦争から太平洋戦争へと発展した日本の戦争は、最終的に敗北を喫してしまいます。 日本の孤立と日中戦争 第二次世界大戦と日本の対応 太平洋戦争の始まりと戦争の終結 歴史年表だけでは語り尽くせない彼らの野望、戦略、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。 14.第二次世界大戦 #33