ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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井上準之助

井上準之助(いのうえ じゅんのすけ)は、日本銀行総裁や大蔵大臣を歴任した政治家です。帝国大学卒業後に日本銀行に入行。日銀では高橋是清の知遇を得て昇進。ニューヨークへの転勤を経て、横浜正金銀行に招かれ、その後高橋是清の計らいで日銀総裁に就任しました。日銀総裁時代に起きた昭和金融恐慌(1927年)を高橋蔵相とともに混乱の収拾にあたり、財界からの信任を得ました。1929年には浜口雄幸内閣の大蔵大臣となって、金輸出解禁と緊縮財政政策を推進しました。しかし、国内の不況を招いたことから、命を狙われ、1932年2月に暗殺されてその生涯を終えました。

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