高橋是清(たかはし これきよ)は、大蔵大臣、立憲政友会第4代総裁。第20代内閣総理大臣を歴任します。
日露戦争の戦費調達のための外債募集を成功させたことから、近代日本を代表する財政家として知られています。また、1927年に昭和金融恐慌が発生すると大蔵大臣だった高橋是清は、日銀総裁の井上準之助と協力して、支払猶予措置(モラトリアム)を実施するとともに、片面だけ印刷した紙幣を急造して大量に銀行の店頭に積み上げさせることによって金融恐慌の鎮静化を果たしました。そのため総理大臣としてよりも、大蔵大臣としての評価の方が高いです。
愛称は風貌から「ダルマさん」。しかし、二・二六事件で殺害されました。
若いときには海外留学をしますが、留学費用を着服されたり、ホームステイ先に騙されて奴隷契約にサインさせられたり(本人は気付かず)と苦労しますが、英会話・英語読み書き能力とサバイバル能力を高めました。