第2次国共合作(だいにじこっきょうがっさく)とは、西安事件、盧溝橋事件を経て、蒋介石の国民党と毛沢東の共産党が対立関係をやめて、共同して日本に対抗しようとしたものです。共通の敵である日本が第二次世界大戦に敗戦したのち、再び国民党と共産党は内戦状態に陥り、最終的には国民党は台湾に逃れ、大陸は共産党が支配して中華人民共和国の成立が1949年10月1日に宣言されることになります。
日本の国際的孤立と2つの戦争|日中戦争・太平洋戦争日本は第一次世界大戦後の戦後不況から経済的苦境に陥り、世界恐慌によってますます困窮の度合いを深めます。日本は大陸への進出を加速させることによって、経済的な苦難を乗り越えようとしました。 しかし、大陸への進出は中国との武力衝突へと発展し、国際的な孤立が深まっていくことになります。日中戦争から太平洋戦争へと発展した日本の戦争は、最終的に敗北を喫してしまいます。 日本の孤立と日中戦争 第二次世界大戦と日本の対応 太平洋戦争の始まりと戦争の終結 歴史年表だけでは語り尽くせない彼らの野望、戦略、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。 14.第二次世界大戦 #33