日韓協約(にっかんきょうやく)とは、20世紀初頭、日露戦争の戦争中から戦後にかけて、3次にわたって日本が韓国の保護化を進めた協約です。1905年の第2次協約で実質的に保護国化し、1910年の韓国併合へと向かいました。
第一次日韓協約は、日露戦争中の1904年に結ばれ韓国の財務・外交において日本人顧問を置くことなどを認めさせました。
日露戦争後の1905年には第二次日韓協約を結び、外交権を奪って統監府を設置し実質的な保護国化を実現させました。
さらに1907年の第三次日韓協約では、統監府の統治権限を強め、韓国軍隊の解散を認めさせました。