ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

狩野山楽

狩野山楽(かのう さんらく)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した狩野派の絵師です。狩野山雪の養父。山楽は、狩野一族ではありませんが、狩野永徳の門下に入って改姓。狩野永徳亡き後は、豊臣秀吉・秀頼父子の2代に渡り絵師として豊臣氏に仕えました。そうした経歴が災いして窮地に陥るも九条幸家らの助命嘆願で救われ、彼を中心とする関係者に作品を提供する一方で江戸幕府からの注文もこなし、障壁画・屏風に永徳風の作品を残しました。江戸へ移った狩野派とは疎遠になり、京都に留まった山楽の子孫は、京狩野と称されるようになります。

関連する学び直しノート