増鏡(ますかがみ)は、南北朝時代に成立した歴史物語風の歴史書です。治承4年(1180年)の後鳥羽天皇誕生から、元弘3年/正慶2年(1333年)の元弘の乱で後醍醐天皇が鎌倉幕府に勝利するまでが書かれています。作者未詳ですが、内容から、
・北朝の廷臣であるものの南朝を開いた後醍醐天皇を敬愛
・文学と学問に精通した上級貴族
と考えられています。
ざっくり用語解説
増鏡(ますかがみ)は、南北朝時代に成立した歴史物語風の歴史書です。治承4年(1180年)の後鳥羽天皇誕生から、元弘3年/正慶2年(1333年)の元弘の乱で後醍醐天皇が鎌倉幕府に勝利するまでが書かれています。作者未詳ですが、内容から、
・北朝の廷臣であるものの南朝を開いた後醍醐天皇を敬愛
・文学と学問に精通した上級貴族
と考えられています。
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