南北朝時代(なんぼくちょうじだい)は、日本の歴史区分の一つで、鎌倉時代と室町時代に挟まれる時代です(室町時代に含める場合もあります)。いつから南北朝時代とするかは、鎌倉幕府の滅亡後からにしてしまうケースや後醍醐天皇が吉野にうつったタイミングにするなど諸説アリって感じです。終わりは、南北朝が合一した1392年とします。
日本の歴史上、明確に天皇が二人存在し、朝廷が南(吉野)と北(京都)に分裂しました。単純に南朝方、北朝方に綺麗に線引きできるわけではなく(足利尊氏ですら一時、南朝に降伏したこともありました。)、日本が二つに分かれて争っていた混乱の時代です。