ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

大伴家持

大伴家持(おおとも の やかもち)は、奈良時代の公卿・歌人。大納言・大伴旅人の子。官位は従三位・中納言。三十六歌仙の一人。小倉百人一首では中納言家持。

万葉集』の編纂に関わる歌人として取り上げられることが多いですが、大伴氏は大和朝廷以来の武門の家であり、祖父、安麻呂、父、旅人と同じく制下の高級官吏として歴史に名を残し、延暦年間(782‐806年)に中納言にまで昇進しました。

没した直後に、藤原種継暗殺事件が造営中の長岡京で発生。家持も関与していたとされて、追罰として、埋葬を許されず、官籍からも除名されましたが、没後20年以上経過した806年に恩赦を受けて従三位に復しました。

関連する学び直しノート