親鸞(しんらん)は、鎌倉時代前半から中期にかけての仏教僧、鎌倉仏教の一つ、浄土真宗の宗祖とされています。本人としては、あくまでも師匠である浄土宗の宗祖・法然の弟子であり、その教えを継承するものだという気持ちだったのでしょうが、「悪人正機」という教えや「公式妻帯」などから教義の相違性が生じ、親鸞没後に浄土真宗という別の宗派となりました。(親鸞としては新しい宗派を立ち上げたつもりはないんでしょうけども)。
個人的には、日本の歴史というか、社会・文化に強烈な影響を与えた人物だと思います。「僧侶の妻帯」って、とてつもないことだと思います。これを仏教と呼んでいいのか。。。牛肉の入った日本式カレー、八百万の一員としてのイエス・キリストの誕生を祝う?日本式クリスマスといった、海外由来のものに日本式を加えてしまう中でも、最大級の「原作改変」なんじゃないかなと思うわけですよ。うーん。オリジナリティだ。