ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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五代友厚

五代友厚(ごだい ともあつ)は、薩摩藩出身の明治の実業家です。ヨーロッパ視察後、薩摩藩の貿易拡張に努力。明治新政府成立後は参与を経て、実業界に転じて、鉱山、製藍、鉄道、紡績事業をおこし、大阪株式取引所、大阪商法会議所を創設するなど、大阪の政商として活躍しました。

大久保利通の経済政策ブレーンとしても知られ,1875年(明治8年)の大阪会議では根回し役を務めました。政界との関係深く、政府から多額の補助金を得ていたり、北海道の「開拓使官有物払い下げ事件」から「明治十四年の政変」を引き起こすなど、ブラックな政商のイメージがありますが、沈滞気味であった明治初期の大阪経済界を引っ張った人物です。

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