金子堅太郎(かねこ けんたろう)は、官僚、政治家で、1885年以降、内閣総理大臣秘書官として、伊藤博文のもとで井上毅、伊東巳代治らとともに大日本帝国憲法・皇室典範、諸法典の起草にあたりました。また、明治の元勲として、司法大臣、農商務大臣、枢密顧問官、日本大博覧会会長、日本速記会会長、語学協会総裁、東京大博覧会会長などを歴任。アメリカへの留学経験があり、日露戦争においては、アメリカに渡り日本の戦争遂行を有利にすべく外交交渉・外交工作を行うなど日米関係に大きく貢献しました。
ざっくり用語解説
金子堅太郎
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