ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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足利義政

足利義政(あしかがよしまさ)は、室町幕府第8代征夷大将軍です。父は、第6代将軍・足利義教で、第7代将軍・足利義勝の同母弟にあたります。父・義教が嘉吉の変で殺害され、後を継いだ兄も夭折したことにともない、幼くして征夷大将軍に就任します。成長後は近習や近臣とともに親政に取り組みましたが、低下した幕府権威の下では、有力守護の圧力に抗することはできませんでした。自身の後継者争いをきっかけとして、守護大名の対立が激化。やがて応仁の乱を引き起こすことになってしまいました。政治家としてはかなり凡庸な部類でしたが、その一方で文化人としては、銀閣寺に代表される東山文化を築くなど、非凡な才能を見せて、今の日本文化に繋がる功績を残していると評価されています。

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