ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
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  • 戦後、そして現代の日本
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武家諸法度

武家諸法度(ぶけしょはっと)は、江戸時代初期の1615年に江戸幕府が諸大名の統制のために制定した基本法です。1615年(元和元年)に、大坂夏の陣によって豊臣家を滅ぼした徳川家康は、諸大名を伏見城に集めて時の将軍徳川秀忠(2代目)の命という形で諸大名統制のための全13ヶ条の法令を発布しました。これが最初の武家諸法度です。元号から秀忠の出した武家諸法度のことを元和令と呼びます。その後、武家諸法度は、将軍の交代と共に改訂が続けられます。三代将軍・徳川家光が参勤交代の義務化や大船建造の禁に関する条文を加えた1635年の寛永令、5代将軍・徳川綱吉の殉死の禁止や末期養子の緩和などを定めた1683年の天和令、最後の改訂となる8代将軍・徳川吉宗の1717年の享保令などが知られています。

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