ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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坂下門外の変

坂下門外の変(さかしたもんがいのへん)は、文久2年1月15日(1862年2月13日)に、江戸城坂下門外にて、尊攘派の水戸浪士6人が老中・安藤信正を襲撃し、負傷させた事件です。桜田門外の変大老井伊直弼が暗殺された後、幕閣を主導した信正は、直弼の開国路線を継承しつつ、幕威を取り戻すために公武合体の政策を推進しました。この政策に基づき、幕府は和宮降嫁を決定しましたが、尊王攘夷派の志士らはこれに反発、信正らに対し憤激して襲撃しました。桜田門外の変があったため、警備が強化されていたので信正は殺されませんでしたが、「背中」に軽傷を負って、「一人、城内に逃げた」という態度・姿勢が武士らしくないと糾弾されて、失脚しました。

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