井伊直弼(いい なおすけ)は、近江彦根藩の第16代藩主であり、幕末期の江戸幕府にて大老を務め、開国派として日米修好通商条約に調印し、日本の開国・近代化を断行しました。また、強権をもって国内の反対勢力を粛清する安政の大獄をしましたが、その反動を受けて桜田門外の変で暗殺されました。安政の大獄を行って以降は、「井伊の赤鬼(いいのあかおに)」の渾名で呼ばれました。
ざっくり用語解説
井伊直弼
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