ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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御堂関白記

『御堂関白記』(みどうかんぱくき)は、藤原道長が著した日記。自筆本14巻、古写本12巻が現代に伝わっており、国宝に指定されています。また、現存する世界最古の直筆日記とされ、2013年にユネスコ記憶遺産(世界の記憶)に登録されました。御堂関白記は、同時代の貴族が記した『小右記』(藤原実資)『権記』(藤原行成)などと共に、当時の貴族社会を知る重要な史料。

ちなみに道長は生前一度も関白とになっていません。「御堂関白記」という名称は、晩年の道長が法成寺無量寿院を建立して「御堂殿」「御堂関白殿」と呼ばれたことによって後世名付けられた呼称で、道長自身が自分の日記につけたタイトルではありません。(江戸時代くらいからは、この日記はもう「御堂関白記」と呼ばれていたようです。)

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