北条泰時(ほうじょう やすとき)は、鎌倉時代前期の武将。鎌倉幕府第2代執権・北条義時の長男で、鎌倉幕府第3代執権(在職:1224年-1242年)。承久の乱では、幕府軍の総大将として御家人を率いて京都を制圧。第3代執権となると1232年に初めての武家法典である御成敗式目を制定しました。鎌倉幕府の政治的基盤を固めたにとどまらず、その後の室町・江戸と繋がっていく武家政権の基礎を築いたと評価できる日本史の中でも最重要人物の1人です。
ざっくり用語解説
北条泰時
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