ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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鎌倉府

鎌倉府(かまくらふ)は、南北朝時代、京都に成立した室町幕府が前代である鎌倉幕府の本拠地の鎌倉及びその地盤であった関東10か国を掌握するために設置した出先機関です。その長には、1349年に初代将軍・足利尊氏の次子基氏を長官として設置。長官の地位は、基氏の子孫が世襲し、鎌倉公方と呼ばれました。また、鎌倉公方を補佐する関東管領上杉氏が世襲し、その他に評定衆・引付衆・侍所・政所等、幕府に準じた機構を有しており、半独立王国の体を成していました。のちには中央の室町幕府と対立するようになり、最終的には6代将軍・足利義教によって1455年に滅ぼされました。

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