ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

新体制運動

新体制運動(しんたいせいうんどう)とは、1940年(昭和15年)に成立した第2次近衛文麿内閣によって締結された日独伊三国軍事同盟を踏まえ、ヒトラーナチスムッソリーニ率いるイタリア・ファシスト党を模して内政面で、国民組織を結成しようとした政治運動のことです。

・近代資本主義路線(小ブルジョア‐市民革命)の否定

・学校制度の廃止

・政党の正式な解体(政党政治の終焉)

・労働組合の大同団結を通して「私有財産制の廃止」

・帝国主義列強との競争

を目指しました。

これにより、日本は明治から続いた政党政治主義、自由主義及び資本主義社会から、挙国一致内閣による一党(大政翼賛会)のみによる挙国一致の軍事独裁政権(全体主義国家)に切り替わっていきました。

関連する学び直しノート