ムッソリーニは、イタリアの政治家、独裁者。ですね。新たな政治思想ファシズムを独自に構築し、ファシスト党による一党独裁制を確立しました。第二次世界大戦勃発後、1943年7月25日に連合国軍の本土上陸に伴う危機感からファシスト党内でクーデターが発生して失脚。一時幽閉の身となりましたが、後にナチス・ドイツのヒトラーの命令によって救出されました。以後、ドイツの衛星国として建国されたイタリア社会共和国(RSI)および共和ファシスト党(PFR)の指導者を務めましたが、枢軸軍の完全な敗戦に伴い再び失脚。1945年4月25日、連合国軍に援助されたパルチザンに拘束され、法的裏付けを持たない略式裁判によって銃殺されました。生存説を退けるために遺体はミラノ市のロレート広場に吊されたのち、無記名の墓に埋葬されたのでした。