ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
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孝徳天皇

第36代天皇。皇極天皇の弟で、中大兄皇子の叔父さん。乙巳の変にて、蘇我本家除外に成功したあとに、天皇に即位し、中大兄皇子を皇太子中臣鎌足内臣としました。政治の実権は中大兄皇子が握り、けっこう軽んじられていた印象です。

難波長柄豊碕宮(大阪市中央区)を造営し、そこを都と定めたのですが、653年に、中大兄皇子が天皇に対して飛鳥の地に戻ることを求められます。孝徳天皇がこれを拒否。すると、中大兄皇子は皇族一族や臣下の大半を連れて、飛鳥の地に戻っていきました。孝徳天皇の皇后(中大兄皇子の同母妹)も飛鳥の地へと去ってしまい、あわれ難波の地に残された孝徳天皇は、翌年失意のうちに病気になり死去しました。

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