ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
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  • 第二次世界大戦
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中江藤樹

中江藤樹(なかえ とうじゅ)は、近江国(滋賀県)出身の江戸時代初期の陽明学者です。郷里で私塾を開いていましたが、藤樹の屋敷に藤の巨木があったことから、門下生から「藤樹先生」と呼ばれるようになりました。最初は、朱子学者でしたが、次第に陽明学の影響を受けていき、陽明学者に転じます。彼の説く所は身分の上下をこえた平等思想に特徴があり、武士だけでなく農民、商人、職人にまで広く浸透したため、江戸の中期頃から、自然発生的に「近江聖人」と称えられました。代表的な門人として熊沢蕃山がいます。

明治以降に内村鑑三によって『Representative Men of Japan』1894(『代表的日本人』)の中で取り上げられました。

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