ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
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後朱雀天皇

第69代天皇(在位:1036年-1045年)。一条天皇の第三皇子。母は藤原道長の娘、中宮・彰子。同母兄の後一条天皇が死去すると、即位しました。皇太子時代の1021年に道長の娘で、後朱雀天皇にとっては叔母にあたる嬉子が東宮妃(皇太子妃)となり、1025年に待望の第1皇子・親仁(後冷泉天皇)が誕生しますが、嬉子は産後の肥立ちが悪く2日後に急逝しました。

後朱雀天皇の時代には、荘園の増加によって国家財政が危機的状態にあり、その整理が必要とされていたため、長久元年(1040年)に荘園整理令に着手しますが、最大の荘園領主が藤原氏なので、結果的にはあまり成果を上げずに終わりました。37歳で死去。

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