第69代天皇(在位:1036年-1045年)。一条天皇の第三皇子。母は藤原道長の娘、中宮・彰子。同母兄の後一条天皇が死去すると、即位しました。皇太子時代の1021年に道長の娘で、後朱雀天皇にとっては叔母にあたる嬉子が東宮妃(皇太子妃)となり、1025年に待望の第1皇子・親仁(後冷泉天皇)が誕生しますが、嬉子は産後の肥立ちが悪く2日後に急逝しました。
後朱雀天皇の時代には、荘園の増加によって国家財政が危機的状態にあり、その整理が必要とされていたため、長久元年(1040年)に荘園整理令に着手しますが、最大の荘園領主が藤原氏なので、結果的にはあまり成果を上げずに終わりました。37歳で死去。