新生党(しんせいとう)とは、かつて存在した政党です。1993年6月の自民党の宮沢喜一内閣に対する内閣不信任決議に造反して賛成・可決した、自民党の羽田孜・小沢一郎らが自由民主党を離党した直後の国会議員を主体に結成しました。この新生党の分離によって衆議院議席の過半数を割った自民党は結党以来初めて下野。新生党は非自民連立政権に参加しましたが、その後の自社さ連立政権成立により下野。新進党に合流し、消滅しました。
ざっくり用語解説
新生党
関連する学び直しノート
GHQ占領政策から講和条約へ 戦後日本の転換点を辿る
敗戦後、日本はアメリカを中心とする連合国軍(GHQ)の占領下に置かれました。占領政策の柱は日本の「非軍事化」と「民主化」。旧体制を解体し、市民社会へと転換するための改革が進められていきました。 敗戦と日本の再出発 占領政策と「非軍事化・民主化」 冷戦下における国際関係の再編と日米関係の構築 歴史年表だけでは語り尽くせない戦後日本の転換点を、ラジレキが独自解説します。
15.戦後、そして現代の日本 #34
高度経済成長と戦後日本の国際的地位
敗戦後、日本はGHQの占領下で「非軍事化」と「民主化」を進め、軍国体制から市民社会への転換を図りました。やがて、朝鮮戦争による特需が経済を押し上げ、池田勇人内閣の「国民所得倍増計画」によって高度経済成長期が到来。東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催、耐久消費財の普及とともに、人々の暮らしは大きく変わっていきました。 高度経済成長と日本経済の歩み 日韓・日中国交正常化 オイルショックやバブル経済の崩壊 占領から高度経済成長へ。そして、成長の終焉と新たな時代の入り口へ。歴史年表だけでは語り尽くせない戦後日本がたどった激動の数十年を、ラジレキが独自解説します。
15.戦後、そして現代の日本 #35