ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

岡田啓介

岡田 啓介(おかだ けいすけ)は、日本の海軍軍人、政治家です。田中義一内閣で海軍大臣を務めたのち、斎藤内閣でも海軍長老として海軍大臣を再び拝命して五・一五事件後の騒然とした海軍省部内を収拾しました。その斎藤内閣が瓦解したあと大命降下を受けて1934年に内閣総理大臣に就任。1936年の二・二六事件では反乱軍に襲撃されましたが、義弟で秘書官を務めていた松尾伝蔵が身代わりに殺されて、奇跡的に難を逃れました。総理退任後も重臣として政治に携わりましたが、第二次世界大戦中は東条内閣打倒を自らの責務ととらえて倒閣運動を主導。晩年に口述した『岡田啓介回顧録』はこの動乱の時代を知る上での貴重な史料となっています。

関連する学び直しノート