ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

日本史の学び直し.com

  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
ラジレキ

二・二六事件

二・二六事件(に・にろくじけん)は、1936年2月26日に、陸軍皇道派の青年将校らによるクーデターです。当日、雪の舞う首都東京において、首相官邸・陸軍省・参謀本部などが集中する東京の麹町・三宅坂一帯を占拠し、「国家改造」を要求しました。この事件において斎藤実内大臣、髙橋是清蔵相などが殺害されましたが、最終的に青年将校達は下士官兵を原隊に帰還させ、自決した一部を除いて投降したことで収束しました。この事件の結果、岡田内閣は総辞職。後継の広田内閣が成立。また、将校たちの思想基盤を啓蒙したとして民間思想家の北一輝と事件の首謀者らが銃殺刑となり、クーデターを目指す勢力が陸軍内から一掃されることになりました。

関連する学び直しノート