ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
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薩南学派

南学派(さつなんがくは)は、桂庵玄樹を始祖とする室町時代後期から江戸時代前期にかけて薩摩国を中心に栄えた儒学の一派のことです。桂庵玄樹が島津氏の招聘を受けて鹿児島に入り、島津氏の一族や家臣に朱子学を講学したことから形成されました。江戸時代に入ると江戸幕府に保護を受けていた林家に押され、18世紀に入ると江戸に出て荻生徂徠や室鳩巣の門下となった薩摩藩の人たちが逆に薩摩で彼らの学説を広めるようになり、薩南学派は衰退してしまいました。

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