日本は既に日中戦争をおこなっており、ヨーロッパの戦争に介入する余力はないとして、1939年9月1日の第二次世界大戦勃発時には「不介入宣言」をしたわけです。開戦当時はまだアメリカも参戦していなかったため、まだ世界大戦ではなくヨーロッパに限定された戦争でした。しかし、ドイツがフランスをあっという間に撃破する勢いを見て、「バスに乗り遅れるな!」と日本は日独伊三国同盟を結び、さらに日ソ中立条約を締結して、1941年12月に真珠湾攻撃をおこなって日本もアメリカも参戦。ついに太平洋も含む文字通りの「世界大戦」となったのでした。