氏姓制度とは、ヤマト政権が5世紀から6世紀にかけてつくり上げた身分制度のしくみのことです。 「氏」も「姓」も現在では名字(家の名)の意味で使われますが、氏姓制度の「氏」は血族・血縁グループの名称で、「姓」は大王から氏に与えられた称号(地位やランク)と理解してください。
古墳時代の変遷とヤマト政権の統治体制3世紀後半から7世紀にかけ、権力者の墓として様々な古墳が作られました。多くの小国が生まれ、政治的支配者が各地で生まれていたことがわかります。 それらの小国を統一したのがヤマト政権です。ヤマト政権は氏姓制度と呼ばれる身分制度を基盤にして、弥生時代よりも強固な国家体制を構築しました。 古墳時代の発展の歴史 ヤマト政権の統治体制 古墳時代の文化 歴史年表だけでは語り尽くせない古墳時代の特徴や時代背景、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。 02.大和王権と古墳文化 #03