現代の日本国に連なっていく、原型と考えられている政治組織、政権のことを指します。教科書に記載されているようにかつては「大和政権」と漢字で書いていましたが、大和をヤマトと読むようになったのは、奈良時代以降のこと、また現在の奈良が旧国名で大和ですが、その奈良の全域を抑えているわけでもなかったことから最近では「ヤマト」とあえてのカタカナ表記をすることが多いです。4世紀から7世紀の中央政府ですが、邪馬台国との関係は不明なまま。大和説では、邪馬台国がそのままヤマト政権に発展していったと考えますが、九州説では、九州にあった邪馬台国は滅亡して、それとは別にヤマト政権ができたとか、東遷説のように九州にあった邪馬台国が東に移転して、ヤマト政権になったという考え方もあったりします。
何が言いたいかって?
古代史、考古学の分野は分からないことだらけ。アーンド!新発見で180度見え方が変わったりする領域だということです。