ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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日本国王臣源

日本国王臣源とは、足利義満のことです。中国のと正式に貿易をするためには、明の冊封(名目上、傘下に入ること)が必要となります。明の皇帝によって、「日本国王」(王なので、皇帝よりランクが下)になる必要があります。そのため、1401年に義満は、明に国書を送って倭寇の禁圧を約束して通商を求め、明の建文帝から「日本国王」に封じられました。「日本国王であり、明の皇帝の臣下にあたる源」と名乗ったわけです。義満にとって、「足利」は苗字で、正式な姓は「源」ですので、そう記したわけです。

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