金光教(こんこうきょう)は、日本の新宗教で、黒住教、天理教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられています。祭神は天地金乃神(てんちかねのかみ)と生神金光大神(いきがみこんこうだいじん)であることから金光教と呼ばれています。
金光教の教え・特徴は、凶事は人間の勝手気ままから生じる神への無礼が原因であり、神への願いにかなう生き方や行動を行いさえすれば、すべてが神に守られた中での生活が行えると説きました。そして、神と人とは「あいよかけよ」の関係であるとしたのです(人が助かるには神に願い、神の助けが必要だが、神もまた人が助かって欲しいという願いを持ち、人を助けることで神としての働きが出来るので助かっているという関係)。
また人はみな神のいとしご(氏子)であり、それぞれの宗教の開祖も、神のいとしごであるという教えから、他の全ての宗教を否定しないという思想を持っています。