黒住教(くろずみきょう)は、日本の新宗教で、天理教、金光教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられています。教祖の名字から黒住教と呼ばれています。
黒住教の特徴は、天照大御神を記紀神話で語られる太陽神、農耕神としての存在である以上に、最高神であり、唯心論的に、全ての人の心に存在し、合一を果たすことで病気の治癒や魂の救済を可能にする究極存在として説いている点です。天照大御神こそが八百万の神の本体であり、他の神は天照大御神が枝葉のように分化した存在だと説いています。そのため、黒住教は多神教でありながらも一神教的な特徴がある教えとなっています。