中国の歴史書。後漢書の中で東夷について触れられている箇所を指します。当時の日本の様子を中国の視点から残しています。 ちなみに、中国の王朝は、秦→前漢→新→後漢→三国時代と流れていきますが、後漢書の成立は『三国志』のあととなります。 そのため、三国志と一部内容が重複する箇所がありますが、後漢書東夷伝特有の記述としては、 ・57年に倭の奴国が朝貢して、光武帝が金印(漢委奴国王印)を与えたこと ・107年に倭国王帥升が生口(奴隷)を百六十人献上したこと ・『魏志倭人伝』には年代の指定がない倭国大乱が桓帝・霊帝の間(147年-189年)と年代の指定アリ
古墳時代の変遷とヤマト政権の統治体制3世紀後半から7世紀にかけ、権力者の墓として様々な古墳が作られました。多くの小国が生まれ、政治的支配者が各地で生まれていたことがわかります。 それらの小国を統一したのがヤマト政権です。ヤマト政権は氏姓制度と呼ばれる身分制度を基盤にして、弥生時代よりも強固な国家体制を構築しました。 古墳時代の発展の歴史 ヤマト政権の統治体制 古墳時代の文化 歴史年表だけでは語り尽くせない古墳時代の特徴や時代背景、そして後の時代への影響を、ラジレキが独自解説します。 02.大和王権と古墳文化 #03