ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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海国兵談

海国兵談(かいこくへいだん)は、林子平による、海防論をまとめた本です。有名な一説は、「およそ日本橋よりして欧羅巴(ヨーロッパ)に至る、その間一水路のみ」と喝破しています。要は、ヨーロッパから直接日本橋まで辿り着けちゃうんだよ!ちゃんと国防対策しないとヤバイぞ!ってことですね。この本について、松平定信ちゃんは「幕府の政治に口出しするとは、なんて不届きな奴だ!」ということで、著者の林子平も罰せられましたし、この『海国兵談』も発禁処分となりました。正論なんですけどね。お上に楯突くことが許されない、表現の不自由な時代だったのです。

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