ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
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法隆寺金堂壁画

法隆寺金堂壁画(ほうりゅうじこんどうへきが)は、法隆寺の金堂の壁面に描かれていた仏教壁画です。制作年代は7世紀後半~8世紀初めと推定され、白鳳文化の代表作品の1つ。インドのアジャンター石窟群壁画、中国の敦煌莫高窟壁画などとともに、アジアの古代仏教絵画を代表する作品の一つでした。第二次世界大戦の戦火も逃れましたが、1949年1月26日の火災で焼損。焼け残った壁画の現物は法隆寺境内の収蔵庫で保管されています。火災前に模写が制作されていたため、1967年に壁画再現事業が発願され、翌年完成しました。この火災事件をきっかけに文化財保護の体制整備を求める世論が高まり、1950年に文化財保護法が制定されました。また、1月26日は「文化財防火デー」とされています。

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