源頼信(みなもと の よりのぶ)は、平安時代中期の武将。河内国石川郡壺井を本拠地とする河内源氏の祖。源経基の孫にあたり、源満仲の三男。
経基→満仲→頼信→頼義→義家→義親→為義→義朝→頼朝(鎌倉幕府初代将軍)と続きます。
ときの関白の藤原道兼に、その死後は道長に仕え、諸国の受領や鎮守府将軍などを歴任します。武勇に優れ、平維衡・平致頼・藤原保昌らと「道長四天王」、「四天王」と称されました。
常陸介(茨城県のトップ)在任時(1008年頃〜)、平忠常の乱を鎮圧。降伏した忠常は心服し家来となることを誓約しました。ここから、関東における源氏の声望が高まっていくことになりました。