鎮守府（ちんじゅふ）は、陸奥国（東北地方太平洋側）に置かれた古代日本における軍政を司る役所のこと。一般的に、鎮守府の前身として『続日本紀』に「鎮所」（ちんじょ）というものがあり、これが陸奥国府があったとされる多賀城付近に併設されていたと推測されています。802年に坂上田村麻呂が胆沢城を築城し、この時に鎮守府は胆沢城に移されたと言われています。