三条実美(さんじょう さねとみ)は、幕末・明治の公卿、政治家です。幕末には尊王攘夷・討幕派の中心的な人物として活動し、八月十八日の政変で京都を追放されますが、明治維新後は元勲の一人として右大臣、太政大臣、内大臣、貴族院議員などを歴任しました。内閣発足以後の内閣総理大臣臨時代理も兼任しました。これらの功績を踏まえ、日本史上において最後の「生前に」正一位(一番上の位階)をもらった人物です(といっても死の直前ですが)。
ざっくり用語解説
三条実美
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