ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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平家納経

『平家納経』(へいけのうきょう)は、古代日本の装飾経(装飾を凝らした写経)の一つ。平安時代末期に平家一門がその繁栄を願って厳島神社に奉納した写経であり、装飾経および附属物の総称です。『法華経』30巻、『阿弥陀経』1巻、『般若心経』1巻、平清盛自筆の願文1巻と、経箱・唐櫃から構成されています。清盛の願文には、「善を尽くし、美を尽くし」とあるように経典に施された装飾は絢爛豪華で、平家の栄華を今に伝えていて、平安時代の装飾経の代表作として、当時の工芸を現代に伝える一級史料。現在は厳島神社が所蔵しており、複製が厳島神社宝物館で一部が公開されています。

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