ラジレキ

要点から背景まで、流れでおさえる日本史の全体像

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  • 日本の夜明け
  • 大和王権と古墳文化
  • 古代国家の成立
  • 権力闘争と貴族の時代
  • 武士階級の台頭
  • 武家社会の動揺
  • 動乱の戦国時代
  • 幕藩体制の始まり
  • 発展する経済・文化
  • 揺らぎ始める幕藩体制
  • 明治維新と近代国家の形成
  • 脱亜入欧、日清・日露戦争
  • 第一次世界大戦
  • 第二次世界大戦
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義和団事変(北清事変)

義和団の乱(ぎわだんのらん)は、1900年に勃発した清朝末期の動乱です。北清事変(ほくしんじへん)などとも呼ばれます。「扶清滅洋」を叫ぶ宗教的秘密結社「義和拳教」による排外主義の運動が展開され、実際に西洋列強に対して一時的に優位な状況が生み出されました。それを見て清国の西太后がこの叛乱を支持して1900年6月21日に欧米列国に宣戦布告したため国家間戦争となりました。しかし、宣戦布告後2カ月も経たないうちに、北京の公使館員や居留民保護のため八カ国連合軍(日本・イギリス・アメリカ・ドイツ・フランス・オーストリア・イタリア・ロシア)が北京に進出し、連合軍の前に鎮圧されました。西太后は紫禁城を脱出して西安に逃げ込みました。李鴻章が後始末を命じられて列強との間に「北京議定書」を締結しました。

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